450RALLY
スタンダード / ローダウン
カラー:GREEN/WHITE、BLACK/WHITE
価格:138万円
ダカールスペックを公道で
2025年1月(遅延しました)発売予定のセカンドロットは「新グラフィック採用」「SHORAIバッテリー標準装備(日本仕様)」「EURO5+規制対応」となります。
ダカールラリーのようなロングディスタンスラリーを走破するために設計された [ KOVE ] 450RALLYは、450cc単気筒エンジンで軽量な車体(145kg)に、前後合計30Lというビッグタンクを装備。
ラリースペックとは「速く走る」ためだけでなく、長距離・長期間のレースを走り切るための「安全に・疲れずに走る」ための性能であり、ロングツーリングに求められる性能でもある。
技術を誇ったり奇をてらったりすることなく、現代のラリーマシン・公道市販車に必要とされる要素を確実に抑えている、質実剛健な設計となっている。
01
エンジン
エンジンは、キャバレロなどで採用実績のあるZongshen製。450RALLYではDOHC化し、30%のパワーアップを実現。
エンジンオイルは1.8Lと大容量で、交換頻度の少なさ、油温の安定が期待できる(オイルクーラー標準装備)。
ラジエーターは両側にファン、またリザーバータンクもあり、街中・渋滞・夏季の高温といった走行も予想される公道市販車として安心。
エアクリーナーはKTM RALLYと同様のトップインテークで耐砂塵性能に優れる(通常位置のエアクリーナーボックスでは後輪が巻き上げた砂塵を吸いやすい)。工具無しで脱着可能なシートを外すだけでエアクリーナーの交換が可能。
02
車体
特徴的なフロントカウルはライダーへの走行風による疲労を軽減。高速走行も余裕の高出力であるが、もちろんオフロード走行に適した低速から粘る特性も両立。
シート高は高いが、フラットシートは自由にライディングポジションを選択でき、かつエンジン側面までまわりこんだ燃料タンクによる重心の低さと車体のスリムさにより、フルサイズ450ccラリーマシンとは思えない扱いやすさを実現。フレームはスタンダードなツインスパータイプ。
03
サスペンション
サスペンションは前後フルアジャスタブル。
公道仕様は、スタンダード(シート高960mm)と、ローダウン(サスペンションストローク変更でシート高910mm)をラインナップ。※スタンダードとローダウンの違いはサスペンションストロークのみでシートやリンクに変更はなし
04
Other
EURO5+ 対応で、キャタライザー(触媒)付きマフラー、キャニスター(蒸発ガス吸着装置)、ABS装備。
ステップは大型踏面でスタンディングしやすい。サイドスタンドは砂に対応した大型の接地面。